SMCへの転職前に、有価証券報告書で確かめること

このページは、SMCを中途で受ける人と、いまSMCにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「経常利益が12.2%増」です。

SMCの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第67期)

平均年間給与(単体)
780万円
平均年齢(単体)
41.1歳
平均勤続年数(単体)
19.7年
従業員数(単体)
6,560人
従業員数(連結)
24,773人
売上高
8,425億円
純利益
1,673億円
ROE
8.3%

出典:SMCの有価証券報告書(第67期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。

有報から見えるSMCの論点

SMCは、工場の機械を空気の力で動かす部品(空気圧制御機器)の会社だ。世界シェアは40%超とされる。売上は8,425億円で、売上に対する本業の利益の割合(営業利益率)は22.6%ある。

総資産のうち返さなくてよいお金の割合(自己資本比率)は91.5%で、ほぼ無借金だ。そのうえで、在庫を厚く持つ方針を変えないと有価証券報告書に明記している。

来期は売上1兆円を予想している。今期の営業利益はほぼ横ばいで、強気の予想といえる。

SMCの業績の推移(有報の主要な経営指標)

売上高(直近5期、古い順):7,274億円 → 8,248億円 → 7,769億円 → 7,921億円 → 8,425億円

純利益(直近5期、古い順):1,930億円 → 2,246億円 → 1,783億円 → 1,563億円 → 1,673億円

出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。

SMCの中途採用の面接までにやる3ステップ

① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る

有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。

② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る

注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。

③ その数字から、逆質問を1本作る

上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。

よくある質問

Q. SMCの平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第67期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は780万円(平均年齢41.1歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. SMCの平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第67期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は19.7年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. SMCの従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第67期)では、提出会社(単体)が6,560人、連結が24,773人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。