荏原製作所への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、荏原製作所を中途で受ける人と、いま荏原製作所にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「受注予想を1,750億円上げた。営業利益予想は1円も動かさなかった。」です。
荏原製作所の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第161期)
- 平均年間給与(単体)
- 980万円
- 平均年齢(単体)
- 43.1歳
- 平均勤続年数(単体)
- 14.4年
- 従業員数(単体)
- 5,489人
- 従業員数(連結)
- 21,148人
- 売上高
- 9,583億円
- 純利益
- 766億円
- ROE
- 15.6%
出典:荏原製作所の有価証券報告書(第161期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える荏原製作所の論点
稼ぎ頭は、半導体向けの精密・電子事業だ。全社の営業利益の半分以上を稼いでいる。
前の中期経営計画(2023〜2025年)では、業績目標は達成した。だが、成長のための投資は目標に届かなかった。
2026年8月、会社は受注の見通しを大きく上げた。それでも営業利益の見通しは変えなかった。
荏原製作所の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):6,032億円 → 6,809億円 → 7,593億円 → 8,667億円 → 9,583億円
純利益(直近5期、古い順):436億円 → 505億円 → 603億円 → 714億円 → 766億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
荏原製作所の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。