NTNへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、NTNを中途で受ける人と、いまNTNにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「日本精工と統合。目標未達」です。
NTNの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第127期)
- 平均年間給与(単体)
- 746万円
- 平均年齢(単体)
- 41.7歳
- 平均勤続年数(単体)
- 19.6年
- 従業員数(単体)
- 5,478人
- 従業員数(連結)
- 21,305人
- 売上高
- 8,263億円
- 純利益
- 129億円
- ROE
- 4.9%
出典:NTNの有価証券報告書(第127期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるNTNの論点
NTNは1918年創業の軸受メーカーで、日本精工と共同持株会社をつくる統合に基本合意した。軸受とは、回転する部分の摩擦をなめらかにする部品である。
中期経営計画の最終年度は2027年3月期だ。会社は営業利益の目標と自社の通期予想に、170億円の差があることを自分で示している。
売上の約6割は自動車の駆動部品で、前期の赤字から黒字には戻った。ただし財務は借入を減らしている途中である。
NTNの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):6,420億円 → 7,740億円 → 8,363億円 → 8,256億円 → 8,263億円
純利益(直近5期、古い順):73億円 → 104億円 → 106億円 → −238億円 → 129億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
NTNの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。