ジェイテクトへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、ジェイテクトを中途で受ける人と、いまジェイテクトにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「欧州事業を7社手放す」です。
ジェイテクトの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第126期)
- 平均年間給与(単体)
- 773万円
- 平均年齢(単体)
- 41.4歳
- 平均勤続年数(単体)
- 17.2年
- 従業員数(単体)
- 11,109人
- 従業員数(連結)
- 43,233人
- 売上高
- 1兆9,250億円
- 純利益
- 120億円
- ROE
- 1.6%
出典:ジェイテクトの有価証券報告書(第126期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるジェイテクトの論点
会社が決めた目標と実績に差がある。ROE(株主から預かったお金でどれだけ稼いだかを示す率)は、目標7〜8%に対して実績1.6%だ。
本業の利益は増えたのに、最終的な利益は減った。欧州の事業を手放すための費用が、先に出たからだ。
売上の約2割がトヨタ自動車に偏る。一方で、新技術の最初の採用先もトヨタである。
ジェイテクトの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆4,284億円 → 1兆6,781億円 → 1兆8,915億円 → 1兆8,844億円 → 1兆9,250億円
純利益(直近5期、古い順):207億円 → 343億円 → 403億円 → 137億円 → 120億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
ジェイテクトの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。