不二越への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、不二越を中途で受ける人と、いま不二越にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「減収なのに営業利益+47.3%。7つの製品のうち、伸ばすと決めたのはどれか。」です。
不二越の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第143期)
- 平均年間給与(単体)
- 683万円
- 平均年齢(単体)
- 40.3歳
- 平均勤続年数(単体)
- 15.8年
- 従業員数(単体)
- 2,965人
- 従業員数(連結)
- 6,532人
- 売上高
- 2,359億円
- 純利益
- 52億円
- ROE
- 3.2%
出典:不二越の有価証券報告書(第143期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える不二越の論点
第143期(2025年11月期)の売上高は2,359億円で、前期より1.7%減った。それでも、本業の儲けを示す営業利益は97億円と、47.3%増えた。
翌期の計画では、7つの製品のうち5つを伸ばし、2つを減らす。伸ばす筆頭はロボットで、24.4%増を見込む。
会社が自分で掲げた目標は、海外売上高比率60%と営業利益率10%だ。現在地との差が、この会社の論点になる。
不二越の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):2,291億円 → 2,581億円 → 2,655億円 → 2,399億円 → 2,359億円
純利益(直近5期、古い順):100億円 → 122億円 → 65億円 → 34億円 → 52億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
不二越の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。