オムロンへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、オムロンを中途で受ける人と、いまオムロンにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「電子部品事業を売却へ」です。
オムロンの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第89期)
- 平均年間給与(単体)
- 888万円
- 平均年齢(単体)
- 44.5歳
- 平均勤続年数(単体)
- 14.8年
- 従業員数(単体)
- 3,855人
- 従業員数(連結)
- 26,050人
- 売上高
- 7,674億円
- 純利益
- 285億円
- ROE
- 3.5%
出典:オムロンの有価証券報告書(第89期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるオムロンの論点
本業は血圧計ではなく、工場を自動化する制御機器(FA)だ。ヘルスケアは売上の2割弱にすぎない。
中国のFA需要が崩れ、純利益は81億円まで落ちた。そこから人員の最適化と事業の入れ替えを進めた。
直近の四半期は営業利益が+226%と急回復した。ただし、会社が掲げる目標はまだ遠い。
オムロンの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):7,629億円 → 8,761億円 → 8,188億円 → 7,154億円 → 7,674億円
純利益(直近5期、古い順):614億円 → 739億円 → 81億円 → 163億円 → 285億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
オムロンの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。