ルネサスへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、ルネサスを中途で受ける人と、いまルネサスにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「営業黒字でも最終赤字」です。
ルネサスの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第24期)
- 平均年間給与(単体)
- 750万円
- 平均年齢(単体)
- 48.5歳
- 平均勤続年数(単体)
- 23.4年
- 従業員数(単体)
- 6,025人
- 従業員数(連結)
- 21,629人
- 売上高
- 1兆3,212億円
- 純利益
- −518億円
- ROE
- -2.1%
出典:ルネサスの有価証券報告書(第24期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるルネサスの論点
会社は「Back to Basics(基本に立ち返る)」を掲げ、事業の優先順位を絞っている。長期目標は「2035 Aspiration」だ。
赤字の主因は、取引先Wolfspeedの破綻と、買収に伴う費用だ。本業は黒字を保っている。
稼ぎ頭が、自動車向けからAIインフラ向けを含む産業分野へ移りつつある。
ルネサスの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):9,939億円 → 1兆5,009億円 → 1兆4,694億円 → 1兆3,485億円 → 1兆3,212億円
純利益(直近5期、古い順):1,195億円 → 2,566億円 → 3,371億円 → 2,191億円 → −518億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
ルネサスの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。