アズビルへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、アズビルを中途で受ける人と、いまアズビルにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「減収なのに営業利益は14.0%増。2030年度に掲げた営業利益率15.5%を、当期15.8%で先に超えた」です。
アズビルの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第104期)
- 平均年間給与(単体)
- 918万円
- 平均年齢(単体)
- 46.0歳
- 平均勤続年数(単体)
- 19.8年
- 従業員数(単体)
- 5,143人
- 従業員数(連結)
- 9,170人
- 売上高
- 2,989億円
- 純利益
- 386億円
- ROE
- 15.7%
出典:アズビルの有価証券報告書(第104期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
アズビルの決算の要点(有報から3点)
★ 減収0.5%の正体は、アズビルテルスターの連結除外146億円。それを戻せば実質は増収です。BAとAAはどちらも増収増益でした。
★ 最終減益5.8%の正体も、同じテルスター。前期に売却益約76億円を特別利益に計上した反動です。
★ 営業利益率15.8%は、2030年度の長期目標15.5%を超えている。ROE15.7%も長期目標15%超。足りないのは売上規模だけで、2030年度目標4,200億円に対して当期は71.2%です。
転職前に確かめる数字(有料レポートの目次)
9,170人がどこに配置されているか
人数が最多なのはAA事業(3,544人)、利益が最大なのはBA事業。順位が入れ替わっています
1人あたりセグメント利益を3事業で比べる
BA894万円、AA502万円に対して、LAは62万円。14倍の開きがあります
提出会社5,143人・平均年齢46.0歳・勤続19.8年・平均年収918万2,109円
年収が前期比10.1%増えている理由が、有報に書かれています
累積320億円の人的資本投資と、2年連続5%超の賃金改定
中期経営計画に金額が明記されている珍しいケース
LA事業の単体人員は50人しかいない
連結1,017人との差が意味すること
女性管理職比率7.4%・男女賃金差異69.9%・男性育休取得率96.5%
有報が「同一等級での男女賃金格差は89%〜102%」と自分で書いている意味
中途でこの会社を受けるなら
3事業のどこを受けるかで、見るべき数字がまったく変わります
経営企画部長が唸る逆質問10本
有報の数字を根拠にした質問と、その質問が刺さる理由
入社後も、自分で有報を読み続けるために
毎年の有報で何を確認すれば、自分の部署の立ち位置が分かるか
アズビルの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。