アドバンテストへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、アドバンテストを中途で受ける人と、いまアドバンテストにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「ROE57.6%」です。
アドバンテストの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第84期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,098万円
- 平均年齢(単体)
- 45.7歳
- 平均勤続年数(単体)
- 20.2年
- 従業員数(単体)
- 2,033人
- 従業員数(連結)
- 7,241人
- 売上高
- 1兆1,286億円
- 純利益
- 3,754億円
- ROE
- 57.6%
出典:アドバンテストの有価証券報告書(第84期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるアドバンテストの論点
第84期の売上は初めて1兆円を超え、1兆1,286億円になった。営業利益率は44.2%で、製造業では珍しい高さだ。
最大顧客が、TSMCやサムスンではなくNVIDIAグループになった。売上の21.6%を占める。
従業員は連結で7,241人しかいない。少人数で稼ぐ会社だ。
アドバンテストの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):4,169億円 → 5,602億円 → 4,865億円 → 7,797億円 → 1兆1,286億円
純利益(直近5期、古い順):873億円 → 1,304億円 → 623億円 → 1,612億円 → 3,754億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
アドバンテストの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。