川崎重工業への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、川崎重工業を中途で受ける人と、いま川崎重工業にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「純利益が22.9%増」です。
川崎重工業の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第203期)
- 平均年間給与(単体)
- 910万円
- 平均年齢(単体)
- 41.7歳
- 平均勤続年数(単体)
- 15.3年
- 従業員数(単体)
- 15,361人
- 従業員数(連結)
- 41,652人
- 売上高
- 2兆3,113億円
- 純利益
- 1,082億円
- ROE
- 13.7%
出典:川崎重工業の有価証券報告書(第203期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える川崎重工業の論点
会社が掲げる目標は、ROE(株主のお金に対する利益率)ではない。本業の利益率と、投じた資金に対する利益率だ。
設備投資の中心は水素だ。ただし、まだ実証の段階にある。
売上の最大はバイクなどの事業だ。その事業が米国の関税で大きく減益した。
川崎重工業の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆5,009億円 → 1兆7,256億円 → 1兆8,493億円 → 2兆1,293億円 → 2兆3,113億円
純利益(直近5期、古い順):126億円 → 530億円 → 254億円 → 880億円 → 1,082億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
川崎重工業の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。