小糸製作所への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、小糸製作所を中途で受ける人と、いま小糸製作所にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「営業増益でも純利益減」です。
小糸製作所の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第126期)
- 平均年間給与(単体)
- 670万円
- 平均年齢(単体)
- 43.0歳
- 平均勤続年数(単体)
- 20.0年
- 従業員数(単体)
- 4,247人
- 従業員数(連結)
- 21,507人
- 売上高
- 9,476億円
- 純利益
- 165億円
- ROE
- 2.7%
出典:小糸製作所の有価証券報告書(第126期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える小糸製作所の論点
本業の利益(営業利益)は514億円で、前期比14.6%増えた。ところが最終的な利益(純利益)は165億円で、64.2%減った。
差を生んだのは減損損失215億円だ。減損とは、工場や設備が想定ほど稼げないと判断し、帳簿の価値を切り下げる処理である。現金は出ていかない。
稼ぐ地域と、減損が出た地域は違う。稼ぐのはアジアで、減損が集中したのは米州と中国だ。
小糸製作所の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):7,607億円 → 8,647億円 → 9,503億円 → 9,167億円 → 9,476億円
純利益(直近5期、古い順):383億円 → 297億円 → 409億円 → 462億円 → 165億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
小糸製作所の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。