東京精密への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、東京精密を中途で受ける人と、いま東京精密にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「四半期の受注が+83.3%。営業利益率20.2%・平均年収827万円の会社が、純利益だけ減らした理由」です。
東京精密の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第103期)
- 平均年間給与(単体)
- 828万円
- 平均年齢(単体)
- 38.5歳
- 平均勤続年数(単体)
- 9.5年
- 従業員数(単体)
- 1,428人
- 従業員数(連結)
- 2,890人
- 売上高
- 1,668億円
- 純利益
- 247億円
- ROE
- 13.5%
出典:東京精密の有価証券報告書(第103期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える東京精密の論点
会社が賭けているのは、AI向けの検査装置と加工装置、そしてそれを作る名古屋工場だ。半導体製造装置の部門が売上の大半を占める。
2026年3月期は、本業の利益が増えたのに純利益だけが減った。理由は、一時的な損益の差にある。
同じ会社でも、半導体製造装置は稼ぎ、計測機器は売上が増えても利益が減っている。
東京精密の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1,307億円 → 1,468億円 → 1,347億円 → 1,505億円 → 1,668億円
純利益(直近5期、古い順):213億円 → 236億円 → 194億円 → 256億円 → 247億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
東京精密の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。