バンダイナムコホールディングスへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、バンダイナムコホールディングスを中途で受ける人と、いまバンダイナムコホールディングスにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「利益の6割はゲームでなく玩具が稼ぐ」です。
バンダイナムコの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第21期)
- 平均年間給与(単体)
- 984万円
- 平均年齢(単体)
- 44.6歳
- 平均勤続年数(単体)
- 16.7年
- 従業員数(単体)
- 80人
- 従業員数(連結)
- 11,457人
- 売上高
- 1兆3,482億円
- 純利益
- 1,407億円
- ROE
- 17.0%
出典:バンダイナムコホールディングスの有価証券報告書(第21期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。持株会社のため、単体の数字は本社の少人数のものです。
有報から見えるバンダイナムコの論点
利益の6割は、玩具とホビーが出している。トイホビー事業は社員の35%で、事業利益の合計の60.8%を稼ぐ。
ガンダム1本で、グループ売上は2,543億円。会社が集計したIP別の数字で、1つの作品にここまで寄っている。
足元は過去最高なのに、通期予想は動かさなかった。第1四半期の営業利益は33.3%増。それでも年間の予想は前期より低いままだ。
バンダイナムコの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):8,893億円 → 9,901億円 → 1兆502億円 → 1兆2,415億円 → 1兆3,482億円
純利益(直近5期、古い順):928億円 → 903億円 → 1,015億円 → 1,293億円 → 1,407億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
バンダイナムコの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。