大日本印刷への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、大日本印刷を中途で受ける人と、いま大日本印刷にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「6期連続の増収増益」です。
大日本印刷の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第132期)
- 平均年間給与(単体)
- 861万円
- 平均年齢(単体)
- 44.8歳
- 平均勤続年数(単体)
- 20.7年
- 従業員数(単体)
- 8,911人
- 従業員数(連結)
- 36,360人
- 売上高
- 1兆5,126億円
- 純利益
- 1,040億円
- ROE
- 8.9%
出典:大日本印刷の有価証券報告書(第132期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える大日本印刷の論点
学情の「2026年卒 就職人気企業ランキング」で総合7位に入った。印刷・紙・パルプ・事務用品のカテゴリーでは首位だ。
営業利益1,010億円のうち、半分の507億円をエレクトロニクス部門が稼いでいる。社名から連想する紙・印刷のイメージと、実際の収益構造は大きく違う。
会社は2028年度に営業利益1,300億円を目標に掲げた。直近の実績との差は約3割ある。
大日本印刷の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆3,441億円 → 1兆3,732億円 → 1兆4,248億円 → 1兆4,576億円 → 1兆5,126億円
純利益(直近5期、古い順):972億円 → 857億円 → 1,109億円 → 1,107億円 → 1,040億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
大日本印刷の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。