アシックスへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、アシックスを中途で受ける人と、いまアシックスにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「4年連続で最高益」です。
アシックスの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第72期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,080万円
- 平均年齢(単体)
- 40.4歳
- 平均勤続年数(単体)
- 12.2年
- 従業員数(単体)
- 988人
- 従業員数(連結)
- 9,455人
- 売上高
- 8,109億円
- 純利益
- 987億円
- ROE
- 39.1%
出典:アシックスの有価証券報告書(第72期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるアシックスの論点
2025年12月期は売上高8,109億円、営業利益1,425億円で、どちらも過去最高だった。4年連続の増収増益である。
主力のランニング以外でも、オニツカタイガーなど2つの事業が売上1,000億円を超えた。オニツカタイガーの利益率は37.7%で、全カテゴリーで最も高い。利益率とは、売上のうち利益として残る割合のことだ。
売上の約75%は海外で稼いでいる。日本発のブランドだが、収益の中心は海外にある。
アシックスの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):4,041億円 → 4,846億円 → 5,705億円 → 6,785億円 → 8,109億円
純利益(直近5期、古い順):94億円 → 199億円 → 353億円 → 638億円 → 987億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
アシックスの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。