高島屋への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、高島屋を中途で受ける人と、いま高島屋にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「経常黒字が最終赤字に」です。
高島屋の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第160期)
- 平均年間給与(単体)
- 792万円
- 平均年齢(単体)
- 49.3歳
- 平均勤続年数(単体)
- 25.3年
- 従業員数(単体)
- 3,463人
- 従業員数(連結)
- 6,518人
- 売上高
- 4,020億円
- 純利益
- −82億円
- ROE
- -1.8%
出典:高島屋の有価証券報告書(第160期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える高島屋の論点
2025年度(2026年2月期)は、最終損益が81億円の赤字だった。ただし本業の利益(経常利益)は黒字だ。主因は、転換社債の償還損720億円という一度きりの損失である。
金融事業では、すでに2社を買収している。会社はその狙いを、人材の確保と事業ノウハウの獲得と書いている。
国内百貨店は利益の44.5%を稼ぐ最大の柱だ。だが1人あたりの利益は、報告セグメントの中で最も低い。
高島屋の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):6,957億円 → 3,689億円 → 3,858億円 → 4,128億円 → 4,020億円
純利益(直近5期、古い順):54億円 → 278億円 → 316億円 → 395億円 → −82億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
高島屋の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。