SBIホールディングスへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、SBIホールディングスを中途で受ける人と、いまSBIホールディングスにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「最高益の27%は一度きり」です。
SBIの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第28期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,007万円
- 平均年齢(単体)
- 41.3歳
- 平均勤続年数(単体)
- 5.7年
- 従業員数(単体)
- 389人
- 従業員数(連結)
- 18,669人
- 売上高
- 1兆8,966億円
- 純利益
- 4,276億円
- ROE
- 28.0%
出典:SBIホールディングスの有価証券報告書(第28期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。持株会社のため、単体の数字は本社の少人数のものです。
有報から見えるSBIの論点
最高益の4分の1強は、一度きりの売却益だ。税引前利益5,167億円のうち1,416億円は、住信SBIネット銀行の株を売った利益だった。
会社は「AI・オンチェーン・メディア」に賭けると書いた。創業30周年の2029年3月期に向けた三大戦略目標である。
利益の主役は、四半期ごとに入れ替わる。2027年3月期の第1四半期は、投資の事業が証券・銀行の事業を上回った。
SBIの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):7,636億円 → 9,570億円 → 1兆2,105億円 → 1兆4,437億円 → 1兆8,966億円
純利益(直近5期、古い順):3,669億円 → 354億円 → 872億円 → 1,621億円 → 4,276億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
SBIの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。