三菱地所への転職前に、有価証券報告書で確かめること

このページは、三菱地所を中途で受ける人と、いま三菱地所にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「1,286人で8.6兆円」です。

三菱地所の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第122期)

平均年間給与(単体)
1,759万円
平均年齢(単体)
42.0歳
平均勤続年数(単体)
16.0年
従業員数(単体)
1,286人
従業員数(連結)
11,659人
売上高
1兆7,461億円
純利益
2,225億円
ROE
8.5%

出典:三菱地所の有価証券報告書(第122期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。

有報から見える三菱地所の論点

社員は少なく、年収は高い。単体の従業員は1,286人で、平均年間給与は1,759万円だ。グループ全体(連結)の11,659人のうち、本体は11%にすぎない。

会社が自分で決めた目標に、まだ届いていない。2030年までの計画でROE(株主のお金でどれだけ稼いだかを示す割合)10.0%を掲げるが、当期は8.5%だ。

弱点は資産の重さだ。総資産は約8兆6,000億円、営業収益は約1兆7,000億円である。この差を縮める動きが、社員の仕事の中身を決めている。

三菱地所の業績の推移(有報の主要な経営指標)

売上高(直近5期、古い順):1兆3,495億円 → 1兆3,778億円 → 1兆5,047億円 → 1兆5,798億円 → 1兆7,461億円

純利益(直近5期、古い順):1,552億円 → 1,653億円 → 1,684億円 → 1,894億円 → 2,225億円

出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。

三菱地所の中途採用の面接までにやる3ステップ

① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る

有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。

② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る

注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。

③ その数字から、逆質問を1本作る

上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。

よくある質問

Q. 三菱地所の平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第122期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は1,759万円(平均年齢42.0歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. 三菱地所の平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第122期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は16.0年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. 三菱地所の従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第122期)では、提出会社(単体)が1,286人、連結が11,659人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。