住友不動産への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、住友不動産を中途で受ける人と、いま住友不動産にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「利益は上、年収は半分」です。
住友不動産の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第93期)
- 平均年間給与(単体)
- 824万円
- 平均年齢(単体)
- 42.6歳
- 平均勤続年数(単体)
- 10.3年
- 従業員数(単体)
- 2,021人
- 従業員数(連結)
- 14,116人
- 売上高
- 1兆578億円
- 純利益
- 2,125億円
- ROE
- 9.2%
出典:住友不動産の有価証券報告書(第93期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える住友不動産の論点
東京都心のオフィスビルを売らずに持ち続ける会社だ。賃貸事業が営業利益の7割近くを占める。
利益率が高い。当期純利益率は20.1%で、三菱地所の12.7%を上回る。
平均年収は824万円だ。三菱地所の1,759万円の半分以下にとどまる。
住友不動産の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):9,394億円 → 9,399億円 → 9,677億円 → 1兆142億円 → 1兆578億円
純利益(直近5期、古い順):1,505億円 → 1,619億円 → 1,772億円 → 1,917億円 → 2,125億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
住友不動産の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。