京急への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、京急を中途で受ける人と、いま京急にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「レジャーが鉄道を上回った」です。
京急の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第105期)
- 平均年間給与(単体)
- 723万円
- 平均年齢(単体)
- 40.0歳
- 平均勤続年数(単体)
- 17.0年
- 従業員数(単体)
- 2,921人
- 従業員数(連結)
- 8,177人
- 売上高
- 3,042億円
- 純利益
- 275億円
- ROE
- 7.2%
出典:京急の有価証券報告書(第105期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える京急の論点
鉄道より、レジャー・サービス事業のほうが利益率(売上のうち利益として残る割合)が高い。レジャー・サービス事業は16.08%、交通事業は15.37%だ。
当期は、経常利益(本業に利息などを加えた利益)が17.5%減ったのに、純利益は13.1%増えた。差を埋めたのは、品川の国道用地などを売った利益だ。
会社は不動産を売って現金に変え、運営は続ける方針に切り替えた。2029年度までに1,500億円以上を現金化する可能性を精査している。
京急の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):2,652億円 → 2,530億円 → 2,806億円 → 2,939億円 → 3,042億円
純利益(直近5期、古い順):125億円 → 158億円 → 838億円 → 243億円 → 275億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
京急の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。