川崎汽船への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、川崎汽船を中途で受ける人と、いま川崎汽船にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「経常利益6,908億→1,091億の正体」です。
川崎汽船の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第158期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,450万円
- 平均年齢(単体)
- 38.0歳
- 平均勤続年数(単体)
- 13.4年
- 従業員数(単体)
- 962人
- 従業員数(連結)
- 5,262人
- 売上高
- 1兆184億円
- 純利益
- 1,330億円
- ROE
- 7.7%
出典:川崎汽船の有価証券報告書(第158期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える川崎汽船の論点
利益は4年で6分の1になった。経常利益は2023年3月期の6,908億円から、2026年3月期は1,091億円。落ちたのは主にコンテナ船の分だ。
会社は「資本が厚すぎる」と自分で認めた。1,300億円を上限に自社株を買い、9月に取得を終えた。
川崎汽船の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):7,570億円 → 9,426億円 → 9,579億円 → 1兆479億円 → 1兆184億円
純利益(直近5期、古い順):6,424億円 → 6,949億円 → 1,020億円 → 3,054億円 → 1,330億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
川崎汽船の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。