日本航空への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、日本航空を中途で受ける人と、いま日本航空にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「再上場後の最高益」です。
日本航空の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第77期)
- 平均年間給与(単体)
- 1,011万円
- 平均年齢(単体)
- 40.2歳
- 平均勤続年数(単体)
- 14.9年
- 従業員数(単体)
- 14,627人
- 従業員数(連結)
- 39,076人
- 売上高
- 2兆125億円
- 純利益
- 1,376億円
- ROE
- 12.2%
出典:日本航空の有価証券報告書(第77期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える日本航空の論点
2026年3月期は、売上収益2兆125億円で再上場後の最高益だった。EBIT(利息と税金を引く前の利益)は2,180億円で、前期より26.4%増えた。
一方、2027年3月期のEBIT予想は1,800億円で、17.4%の減益だ。航空機の更新投資などを見込んだ数字である。
ANAとの違いは、2010年の経営破綻と、その後の再建にある。コスト意識の強さが、JALの組織の特徴だ。
日本航空の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):6,827億円 → 1兆3,756億円 → 1兆6,519億円 → 1兆8,441億円 → 2兆125億円
純利益(直近5期、古い順):−1,776億円 → 344億円 → 955億円 → 1,070億円 → 1,376億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
日本航空の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。