中部電力への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、中部電力を中途で受ける人と、いま中部電力にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「JERAが利益の32%」です。
中部電力の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第102期)
- 平均年間給与(単体)
- 945万円
- 平均年齢(単体)
- 42.5歳
- 平均勤続年数(単体)
- 19.0年
- 従業員数(単体)
- 3,367人
- 従業員数(連結)
- 22,700人
- 売上高
- 3兆5,460億円
- 純利益
- 2,278億円
- ROE
- 7.7%
出典:中部電力の有価証券報告書(第102期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見える中部電力の論点
JERAは東京電力ホールディングスと半分ずつ出資する火力発電の会社だ。売上と従業員は中部電力に入らず、利益941億円だけが入る。
会社は「多角化から転換」し、中期的にROE 8%以上を目指している。ROEは、株主のお金でどれだけ純利益を出したかを示す指標だ。
浜岡原子力発電所の不適切事案の調査が続き、新しい中期経営計画は骨子しか出ていない。
中部電力の業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):2兆7,052億円 → 3兆9,867億円 → 3兆6,104億円 → 3兆6,692億円 → 3兆5,460億円
純利益(直近5期、古い順):−430億円 → 382億円 → 4,031億円 → 2,021億円 → 2,278億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
中部電力の中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。