東映への転職前に、有価証券報告書で確かめること

このページは、東映を中途で受ける人と、いま東映にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「最高益でも来期は減益予想」です。

東映の平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第103期)

平均年間給与(単体)
863万円
平均年齢(単体)
43.3歳
平均勤続年数(単体)
14.1年
従業員数(単体)
445人
従業員数(連結)
1,965人
売上高
1,853億円
純利益
233億円
ROE
8.4%

出典:東映の有価証券報告書(第103期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。

有報から見える東映の論点

東映は映像、興行(映画館運営)、催事、観光不動産、建築内装の5事業を持つ。仮面ライダーやプリキュアなど、誰もが子どもの頃に触れたIP(知的財産=作品やキャラクターの権利)を多く抱える。学情2026年卒の就職人気企業ランキングでは52位だった。

2026年3月期の純利益は233億円で、前期比+48.3%の過去最高だった。一方、2027年3月期の営業利益は前期比▲20.5%の予想である。

会社は10年後の目標を数字で掲げている。まずその目標を知ることが、この会社の論点を語る出発点になる。

東映の業績の推移(有報の主要な経営指標)

売上高(直近5期、古い順):1,175億円 → 1,744億円 → 1,713億円 → 1,799億円 → 1,853億円

純利益(直近5期、古い順):90億円 → 150億円 → 140億円 → 157億円 → 233億円

出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。

東映の中途採用の面接までにやる3ステップ

① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る

有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。

② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る

注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。

③ その数字から、逆質問を1本作る

上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。

よくある質問

Q. 東映の平均年収はいくらですか。
A. 有価証券報告書(第103期)の「従業員の状況」によると、提出会社(単体)の平均年間給与は863万円(平均年齢43.3歳)です。連結子会社の社員や職種別の水準とは異なります。
Q. 東映の平均勤続年数は何年ですか。
A. 有価証券報告書(第103期)では、提出会社(単体)の平均勤続年数は14.1年です。勤続年数は中途採用の多さや、持株会社化・統合の時期でも変わるため、面接で背景を聞く材料になります。
Q. 東映の従業員数は何人ですか。
A. 有価証券報告書(第103期)では、提出会社(単体)が445人、連結が1,965人です。中途で入るのが本体か子会社かで、年収や勤続の数字の意味は変わります。
Q. 数字の出典は何ですか。
A. 各社が金融庁に提出した有価証券報告書です。EDINET(金融庁の開示システム)で誰でも無料で原文を確認できます。