NTTデータへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、NTTデータを中途で受ける人と、いまNTTデータにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「受注残2.2兆円」です。
NTTデータの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第37期)
- 平均年間給与(単体)
- 923万円
- 平均年齢(単体)
- 39.7歳
- 平均勤続年数(単体)
- 14.1年
- 従業員数(単体)
- 1,592人
- 従業員数(連結)
- 197,777人
- 売上高
- 4兆6,387億円
- 純利益
- 1,425億円
- ROE
- 8.0%
出典:NTTデータの有価証券報告書(第37期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるNTTデータの論点
賭け先はデータセンターだ。海外の設備投資計画は約2兆円で、日本の約3倍にあたる。SIer(企業や官公庁のシステムを請け負って作るIT会社)のイメージだけでは、話が噛み合わない。
海外は規模が先行し、利益が追いついていない。海外セグメントの営業利益は、前期比で13.4%減った。
働く条件は整っている。単体の平均年収は923万円で、月の残業は約31時間(部署により変動)だ。
NTTデータの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):2兆3,187億円 → 2兆5,519億円 → 3兆4,902億円 → 4兆3,674億円 → 4兆6,387億円
純利益(直近5期、古い順):768億円 → 1,430億円 → 1,500億円 → 1,339億円 → 1,425億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
NTTデータの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。