ヤマダHDへの転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、ヤマダHDを中途で受ける人と、いまヤマダHDにいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「家電の利益率0.19%」です。
ヤマダHDの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第49期)
- 平均年間給与(単体)
- 560万円
- 平均年齢(単体)
- 46.9歳
- 平均勤続年数(単体)
- 14.1年
- 従業員数(単体)
- 561人
- 従業員数(連結)
- 26,747人
- 売上高
- 1兆6,918億円
- 純利益
- 148億円
- ROE
- 2.3%
出典:ヤマダHDの有価証券報告書(第49期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるヤマダHDの論点
第49期(2026年3月期)の売上高は1兆6,918億円で、5期で最高だった。一方、経常利益(本業と財務を合わせた利益)は200億円で、前期より58.4%減った。
売上の77.2%を占める家電事業(デンキ)は、営業利益率が0.19%しかない。1,000円売って残るのは約2円だ。
利益の大半を稼ぐのは、売上の2割ほどの住宅事業(住建)である。会社は2030年3月期に経常利益1,000億円を掲げている。
ヤマダHDの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):1兆6,194億円 → 1兆6,006億円 → 1兆5,920億円 → 1兆6,291億円 → 1兆6,918億円
純利益(直近5期、古い順):506億円 → 318億円 → 241億円 → 269億円 → 148億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
ヤマダHDの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。