ミスミグループ本社への転職前に、有価証券報告書で確かめること
このページは、ミスミグループ本社を中途で受ける人と、いまミスミグループ本社にいる人に向けたものです。求人票や口コミには載らない、会社自身が有価証券報告書に書いた数字を並べます。直近の有報から出てきた事実は、「売上の最大事業は他社製品も扱う流通だった」です。
ミスミの平均年収・従業員数・勤続年数(有報・第64期)
- 平均年間給与(単体)
- 914万円
- 平均年齢(単体)
- 41.4歳
- 平均勤続年数(単体)
- 7.5年
- 従業員数(単体)
- 327人
- 従業員数(連結)
- 11,304人
- 売上高
- 4,414億円
- 純利益
- 405億円
- ROE
- 11.1%
出典:ミスミグループ本社の有価証券報告書(第64期)「主要な経営指標等の推移」「従業員の状況」。平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数(単体)は提出会社の値。
有報から見えるミスミの論点
売上が一番大きいのは、他社製品も売る事業だ。ミスミブランド以外も扱うVONA事業の売上は1,925億円で、全体の4割強を占める。
米国で508億円の買収をした。カスタム部品をネットで調達できるFictivを2025年に買い、その先も米国に投資を重ねている。
足元は急回復している。2027年3月期の第1四半期は営業利益が85.3%増え、会社は通期予想を引き上げた。
ミスミの業績の推移(有報の主要な経営指標)
売上高(直近5期、古い順):3,662億円 → 3,732億円 → 3,676億円 → 4,020億円 → 4,414億円
純利益(直近5期、古い順):376億円 → 343億円 → 282億円 → 365億円 → 405億円
出典は有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」です。会社が伸びている時期か、立て直しの時期かで、中途に求められる役割は変わります。面接では、この推移をどう見ているかを聞く材料になります。
ミスミの中途採用の面接までにやる3ステップ
① 「従業員の状況」で、提出会社と連結の人数・平均年収・勤続を見る
有価証券報告書の「従業員の状況」には、提出会社(本体)と連結の従業員数、平均年間給与、平均勤続年数が載っています。自分が入るのが本体なのか子会社なのかで、この数字の意味は変わります。
② 「セグメント情報」で、自分が受ける事業の利益率を見る
注記の「セグメント情報」で、自分が受ける事業の売上と利益を見ます。会社全体の利益率と、その事業の利益率が同じとは限りません。
③ その数字から、逆質問を1本作る
上の2つの数字を組み合わせて、逆質問を1本作ります。「この事業の利益率は全社平均より低いですが、どう変える計画ですか」のように、有報を読んだ人にしか出せない問いになります。